カーメン・マクレエ

カーメン・マクレエ/ブック・オブ・バラーズ

カーメン・マクレエ/ブック・オブ・バラーズ 1958年、ユニバーサルカーメン・マクレエ三大女性ジャズ・シンガーのひとりカーメンが、ちょうど脂がのった30代中ごろに録音したバラード名唄集。


マックレーのバラード解釈の深さエモーショナルな表現力を見せ付けた傑作です。


たとえBGMのように小さい音で流そうとも、心の隙間にじわじわ染み込んでくるような歌声は実に訴求力があります。

温泉からでたあとの全身マッサージのようにうち寛げる。


控えめなピアノ・トリオ、それに寄り添うストリングスが、趣味のいい脇役にまわり、主役のカーメンをくっきりと引き立てる。




圧倒的な迫力と微細な感情表現とを併せ持つカーメンの全盛時代の味わいは、また格別です。