アン・バートン/ブルー・バートン
アンは際立って技巧的な歌手ではないが、ふっと歌い始めたその瞬間に陰影がある優美なムードでその場一面を染めてしまう力があります。
30代半ばでようやく認められたきっかけになった本作は、歌詞の一部一語を丹念に噛みしめるようにして歌いこんでいます。
嘆きにも似たうら悲しさがジーンと胸をうつ。ルイス・ヴァン・ダイク・トリオのデリケートなアシストの秀逸でしょう。
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