証券用語「な~の」
証券用語「な~の」
▼な行
内需関連株 ( ないじゅかんれんかぶ )
国内資源の乏しい日本経済は、伝統的に国家戦略としても、輸出産業中心に発展してきました。輸出産業は為替レートによる影響が大きく、円安に向えば収益が向上するものの、円高となれば稼いだ収益が一夜にして消滅するリスクもあります。
他方、日本経済にも、為替レートの影響を受けない、もしくは、輸出産業とは逆の形で受ける産業も存在します。つまり、輸入という形でのみ海外と繋がる、ないしは輸出入とは無縁の産業です。
前者の代表が大量の石油を使う電力や小売、後者の代表が陸運・建設や不動産などです。これらをまとめて、広義の「内需関連業(株)」と称し、後者を狭義の「内需関連業(株)」と称します。
尚、伝統的な景気対策は公共事業型であったこともあり、「内需関連株」は景気回復策との関連が深いともいえます。
成行注文 ( なりゆきちゅうもん )
「成行注文」は、指値注文と違い、投資者が証券会社に注文を出すときに、例えば「○○食品を成行で、1,000株買って(売って)ほしい」というように、売買値段を指定しない注文です。従って、この注文は、売買を早く確実に執行したいときに利用されます。
ただし、出来高の少ない銘柄や市場価格の変動の大きいときには、意外に高い(安い)値段で売買が成立することもあります。
ナンピン ( なんぴん )
難平のカナ書きで、ナン(難)は損で、損を平均することです。
株式売買におけるひとつの売買手法で、たとえば手持ちの株が買った値段よりも値下がりした時、その銘柄を買い増して、買い値の平均を下げることを「ナンピン買い」といいます。
▼に行
(株)日本証券クリアリング機構(JSCC)
( にほんしょうけんくりありんぐきこう )
証券取引法に基づく「証券取引清算機関」の免許を受け、東証を含めた全国6証券取引所市場における有価証券の売買に係る清算業務を行っている清算機関です。
▼ぬ行
この項目はありません。
▼ね行
値洗い ( ねあらい )
値洗いとは、先物取引における建玉について清算値段により日々評価替えを行うことです。値洗いを行うことにより、相場の変動に際しても決済の履行を確実にすることができます。
値洗いは、清算参加者と清算機関である日本証券クリアリング機構との間においては、毎日建玉ごとに清算値段を算出し、その翌日に差金を日本証券クリアリング機構を通じて授受する方法により行われています。
また、取引参加者と顧客との間においても、毎日建玉の値洗いが行われます。
値がさ株 ( ねがさかぶ )
株価水準の高い株式のことです。値段がいくら以上の株式が「値がさ株」という定義は特にはありません。その時点の相場全体の水準によって変わるといえます。
値付率 ( ねつけりつ )
値付率とは、上場銘柄のうち立会中に売買が成立し約定値段が付いた銘柄の割合をいいます。
一般的には、値付率が高いときは市場が活況であることを、低いときは閑散商状にあることを示していることから、市場人気の広がり具合を知る一つの手掛かりとして利用されます。
ちなみに、東証市場第一部の平均値付率は、近年95%を上回って推移しています。値付率は、売買成立銘柄数を全上場銘柄数で除して求められます。
(計算式) 売買成立銘柄数/全上場銘柄数×100(%)
ネッティング決済 ( ねってぃんぐけっさい )
売買の決済に関し、個々の取引ごとに決済を行うのではなく、複数の取引について売付数量と買付数量を相互に相殺(差引き計算)し、その差額を受け渡すことにより決済を行うことをいいます。
値幅制限 ( ねはばせいげん )
大幅な需給の偏向や過当投機などによって市場価格が変動したりすると、投資者に投資判断を誤らせ、不測の損害を与えるおそれがあります。そこで、取引所では、1日の価格の変動幅を基準値段(前日の終値等)から上下一定範囲に制限しています。
これが「値幅制限」です。その制限値幅の上限まで上がることをストップ高、下限まで下がることをストップ安といいます。
年初来高値 ( ねんしょらいたかね )
年初から現在までに取引された中で最も高い値段
年初来安値 ( ねんしょらいやすね )
年初から現在までに取引された中で最も安い値段
年間配当金 ( ねんかんはいとうきん )
年間配当金は、文字通り株式1株当たりの年間配当金と言います。
▼の行
呑行為 ( のみこうい )
「向い呑み( むかいのみ )」と同意味に解釈される
売買の取次等を受けた証券会社が、市場において売買をせず、自己が相手方となって売買を成立させることをいう。