証券用語「や~よ」
証券用語「や~よ」
▼や行
約定値段 ( やくじょうねだん )
売買の結果、成立した価格のことを「約定値段」といいます。
安値 ( やすね )
一日のうちで最も安い値段
▼ゆ行
有価証券届出書
( ゆうかしょうけんとどけでしょ )
1億円以上の有価証券(株券又は新株引受権証書、社債券、外国又外国法人の発行する証券又は証書など)の募集(新規発行)又は売出しを行う際に、当該有価証券の発行者が証券取引法(第4条、第5条)に基づき内閣総理大臣に提出することが義務づけられている書類をさします。
当該有価証券の発行者の営業および経理の状況その他の事業の内容に関する重要事項及び当該有価証券の発行条件などを記載しています。
なお、東京証券取引所に上場している上場会社の有価証券届出書については、東証アローズ内のインフォメーション・テラスで公衆縦覧されています。
有価証券取引税 ( ゆうかしょうけんとりひきぜい )
これまで、有価証券の譲渡(贈与による譲渡を除く)が行われた場合に、譲渡益の有無に関わらず、有価証券取引税が課されていましたが、日本版ビッグバン(証券市場の総合的改革等一連の金融システム改革)の一環として、平成11年3月31日をもって廃止されています。
有価証券報告書 ( ゆうかしょうけんほうこくしょ )
上場会社、店頭登録会社(店頭管理銘柄発行会社を含む。)、有価証券届出書提出会社、その他過去5年間において事業年度末日時点の株主数が500人以上となったことがある有価証券の発行者が、証券取引法(第24条)に基づき、事業年度終了後3カ月以内に内閣総理大臣への提出を義務づけられている書類をさします。
当該有価証券の発行者の事業年度ごとに当該事業年度の営業及び経理の状況その他の事業の内容に関する重要事項を記載しています。
なお、インターネットを利用して広く一般に提供する、EDINET(金融庁による、証券取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム)を通して公衆縦覧されています。
融資残高 ( ゆうしざんだか )
証券会社が制度信用取引の決済のために貸借取引を利用して証券金融会社から借り入れている資金や株券の数量を貸借取引残高といい、信用買いの決済のために資金を借りたときの残高は融資残高、信用売りの決済のために株券を借りたときの残高は貸株残高といいます。
有償増資 ( ゆうしょうぞうし )
会社が資本金を増加することを増資といい、投資者より払込を受けて新たに株式を発行する形で行うことを有償増資といいます。
有償増資の形態は、株主割当増資・第三者割当増資・公募増資の3種類があります。
優先株 ( ゆうせんかぶ )
普通株式に比べて、利益配当や残余財産の分配について、優先的な取扱いを受ける株式をいいます。
優先株には、優先的な取扱いの条件の組み合わせによって、普通株式に近いものから、社債に近いものまで、様々なタイプのものがあります。
優先出資証券 ( ゆうせんしゅっししょうけん )
協同組織金融機関が自己資本の充実を図るため、協同組織金融機関の会員外から広く出資を募ることを目的として、「協同組織金融機関の優先出資に関する法律」に基づき発行されるものです。
優先出資制度においては、協同組織性を損なわないよう、優先出資証券の所有者は普通出資者総会における議決権を有しませんが、一方で優先的配当を受けることができ、かつ、優先的残余財産分配請求権を有しています。
猶予期間 ( ゆうよきかん )
株式の分布状況や債務超過に係る上場廃止基準又は市場第一部銘柄から市場第二部銘柄への指定替え基準や、不適当な合併等に係る上場廃止基準等にそれぞれ定める一定の基準に抵触した場合には、当取引所は、それらの基準に係る猶予期間入りを公表し、投資者に周知を図っています。
猶予期間にある銘柄について、一定期間内に当該状況が改善されず、各基準に該当した場合には、一定期間後に上場廃止又は市場第一部銘柄から市場第二部銘柄への指定替えがなされることとなります。
猶予期間内において状況の改善が確認された場合には、当取引所は猶予期間からの解除を発表します。
▼よ行
陽線・陰線 ( ようせん・いんせん )
価格や売買高などの様々な統計データをグラフ化・指標化したものを「チャート」と言い、主なものとして始値、高値、安値、終値のいわゆる四本値を表した「ローソク足」があります。
その日の終値が始値より高ければ、始値を起点にして終値まで白い帯を描き、逆に終値の方が安ければ黒い帯を描きます。前者を陽線、後者を陰線といいます。なお、高値と安値は、それぞれ上ヒゲと下ヒゲと呼ばれる細い線で表します。
預託証券 ( よたくしょうけん )
DR(Depositary Receiptの略称)ともいいます。
発行会社の株式を本国以外でも流通させるために、預託機関(通常は銀行)が、本国において保管される原株式を見合いに発行する代替証券をいいます。
東京証券取引所では、現在、米国預託証券(American Depositary Receipt: ADR)が上場されています。
呼値 ( よびね )
取引参加者が取引所の市場において売買を行おうとする際に、その売買注文の内容、例えば、売りか買いかの別、値段等を表示することをいいます。
寄り付き( よりつき )
取引所の売買は午前9時から始まりますが、最初の売買のことを「寄り付き」といい、その時の値段を「始値」と呼んでいます。
また、昼休みをはさんで開始される後場の最初の取引を「後場寄り」と呼ぶこともあります。
ヨーロピアンタイプオプション ( よーろぴあんたいぷおぷしょん )
権利行使がオプション満期のみに限定されているオプションを「ヨーロピアンタイプ」といいます。これに対して、オプション取引の開始日から取引最終日までの期間であれば、いつでも権利行使できるオプションを「アメリカンタイプ」といいます。
TOPIXオプション取引及び株券オプション取引では、ヨーロピアンタイプを採用しています。
四本値 ( よんほんね )
「始値」「高値」「安値」「終値」の4種類の値段の総称です。