子どもの症状
ノロウイルスによる子どもの症状
ノロウィルスは、嘔吐下痢症とも言われています。主にウィルス性の感染性胃腸炎んのことで冬に流行します。潜伏期間は1~3日。
元気だった子どもが突然嘔吐して始まることが多いようです。
吐き気は通常は数時間~2日程度でおさまりますが、下痢は長い場合には1~2週間程度続くこともあります。
吐いたときに気をつけましょう。
吐くのは「今は何も食べたり飲んだりできませんよ」という身体のサインなので、吐いたときには2~3時間は絶食してお腹を休めることが必要です。
食べたり飲んだりしないで吐き気がおさまるまで待ちましょう。
2~3回吐いてもすぐに脱水になるわけではありませんので、のどが渇いても氷のかけらをなめる程度で我慢しましょう。一度にたくさん飲むと、また何度も吐いてしまい、かえって身体の水分や電解質が失われ、脱水が進行してしまうことになります。
下痢のときに気をつけること
吐き気がおさまると下痢がメインになってきます。蹴りをするのはお腹が動き出したというサインで、状態が悪くなってきたということではありません。それにあわせて水分補給をします。
吐き気がなくなったら、飲みたいだけ飲んでかまいません。ただし、牛乳、炭酸飲料、オレンジジュース、ココア、コーヒー、紅茶などは避けましょう。
吐き気がなく、ス便がとれるようになったら次は食べ物です。ウンチの硬さにあわせて、重湯、おかゆ、りんごのすりおろし、うどんなどから柔らかいご飯、普通のご飯へと戻していきましょう。
ジュースや油っぽいもの(脂肪の多い肉や魚なども)、繊維の多い野菜(タケノコ、ゴボウ、レンコン、フキなど)、柑橘類などは避けたほうがいいでしょう。
数日であれば栄養のことはあまり気にせず、お腹を休めることがだいじです。
お腹の痛みには
胃腸炎のときの痛みは周期性があり、吐いたり下痢をしたりするといったん和らぎます。お腹を温めたり、手を当ててさすったりして安心させてあげましょう。
すぐに受診しないといけないときは
脱水症で身体の水分が足りなくなっているときには、点滴などの治療が必要になります。ぐったりしている、肌が乾燥していて汗が出ない、顔が蒼白い、唇が乾いて口の中がベタベタしている、おしっこが少ない、手の甲をつまんだときに皮膚の戻り方が遅いなどの症状があるときには、脱水がかなり進行してきているので、急いで受診する必要があります。
ノロウィルスは、うがいをしたり手を洗ったりして、清潔することも予防のひとつです。
