子どもの嘔吐
ノロウイルスによる嘔吐は急に起こり、一日数回から時に十数回。激しい腹痛を伴うこともあります。
少し遅れて下痢も起こることがあります。(数時間から-1日位).一日数回から十数回時に20回以上
ポイントは脱水症を防ぐことで、その為の早期からの水分補給が最も大事。
1) 安静: 家で静かにさせておく。運動や外出は禁止。
2) 水分を十分に与える。尿(おしっこ)が普段と同じに出る位。吐き気があるときは少量ずつ頻回に。だんだん増やす。(水分の与え方を参考にしてください)
3) 便回数は4-5日目が多いのでとくにこの頃脱水状態に注意が必要。子どもさんが元気がない、ごろごろして寝てばかりいる、機嫌がわるい、よく泣く、イライラしている、すぐ興奮する、水分をほしがる或いは逆に食欲がまったく無い、顔色が悪い、やせた感じ、などは脱水症の症状です。
4) おむつかぶれが出来やすいのでおむつを取り替える回数を増やす。又その都度ぬるま湯で便や尿を洗い流してあげる。
5) 食物: 母乳はそのままでよい。ミルクはやや薄めに。固形物は軽い消化の良いものを控えめに食べさせる。絶食は嘔吐のある間だけ(水分は吐かない程度に少しずつ根気よく与える)。脂肪の多いもの、固い不消化なもの、冷たいものなどはさける。
6) 風呂: 熱が無く、元気がよければ軽く入って良い
7) 解熱剤: 普通39度位から使う。1日2回位が標準。熱はからだの防衛反応で、熱の高さと病気の重さと比例するわけではなく、解熱剤を使う方が経過が長引きやすいので下げなくとも良い。むしろ水分を多く与える方が大切。
8) 登校・登園 :元気・食欲がよくなり、下痢がだいたい止まってから。
吐き気がなくなったら、飲みたいだけ飲んでかまいません。ただし、牛乳、炭酸飲料、オレンジジュース、ココア、コーヒー、紅茶などは避けましょう。
吐き気がなく、ス便がとれるようになったら次は食べ物です。ウンチの硬さにあわせて、重湯、おかゆ、りんごのすりおろし、うどんなどから柔らかいご飯、普通のご飯へと戻していきましょう。